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2024年度・基礎天文学観測「電波望遠鏡による分光撮像観測」
お知らせ
- 4/18 今年度の実習に参加される6名が決まりました。
- 1回あたり2名が参加する、1泊2日の観測実習を、合計3回、実施することにします。
- 皆さんは、この3回の実習の、いずれか1回に、参加していただくということになります。
- このうち2回分は、当初予定の9月/10月に行います。この日程調整は後日改めて行います。
- 初回については、諸事情により、5月11日(土)-12日(日)に実施することになりました。この日程で参加できる方、2名を募ります(急募!!)。
概要
国立天文台野辺山45m電波望遠鏡を用いて、天体観測とデータ解析を行う。電波望遠鏡を使った分光観測や撮像観測とはどのようなものか理解すると共に、得られた電波スペクトルおよび電波画像から読み取れる情報とその物理的意味について考察する。野辺山での観測とデータ解析は9月もしくは10月中の週末に、1泊2日で実施する。野辺山での観測を行う前に、三鷹で事前説明と準備を、また、観測後には、まとめの発表と議論を行う(それぞれ半日)。
観測実習の内容
- 22-23 GHz帯にあるアンモニア分子からのスペクトル線の観測。観測対象は天の川銀河内にある星形成領域や分子雲。観測領域に応じて、アンモニア分子のほか、水素原子の再結合線や、水分子のメーザー放射なども同時に観測できる。
- 22-23GHz帯でみた地球大気の光学的厚み (大気透過度) を測定する実験も行う。